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近年、ABSや被害軽減ブレーキなどの予防安全装置の採用やEVやアイドリングストップ等の環境、省エネの装備など
自動車への技術開発が目覚ましい。いずれも電子的に制御され車体全体での関連性を持って制御されている。
これは車体補修において、電子制御の面からスキャンツールの仕様が必須となっている。
また、衝突安全性能を確保しつつ、燃費向上のため超高張力鋼鈑が主要骨格に採用され車体補修の際には、正しい溶接条件と
対応できるスポット溶接機の使用が望まれている。
車体整備を取り巻く環境は著しい変化、進歩を遂げている。国土交通省の勉強会でも、この2つは重要課題として取り上げられ、
車体整備に携わる事業者にとってしっかり向き合わなければならないものとなっている。
日本自動車車体補修協会としては、補修溶接と、補修溶接の導入部分で必須事項となっているスキャンツール、この2つに
フォーカスし研修メニューとして展開。
車体整備事業者の皆様にとって、今まさに必要なコンテンツを提供し、人材育成にご協力いたします。安心・安全なクルマ社会の
未来を、皆様と一緒に作り上げていきましょう。
環境対策、燃費競争、衝突安全、全てに重要要素として必要不可欠な高張力鋼鈑。
自動車ボディにおける高張力鋼鈑使用率は高まるばかりです。
それは車体の軽量化と高強度化の両方を低コストで実現できるからです。
では、いったい高張力鋼鈑とはどのようなものなのか?
590MPa、890MPa、昨今は1500MPaなんて言葉も飛び交っています。さらに熱影響が大きい高張力鋼鈑、正しい条件で
処理しないととんでもないことが起こってしまう危険性も。
通称ハイテンと呼ばれる高張力鋼鈑をわかりやすく説明してくれるのが、こちらの研修です。
さらには、高張力鋼鈑の使用部位における修理の見方、やり方。安全な品質を提供するためのポイントなどを丁寧に
現場に則した形でプログラムされている「高張力鋼鈑使用ボディの安全修理とは?」。まさに明日役立つ研修メニューとなっています。
まさに、自動車車体整備補修の現場で実務に携わる技術者・管理者の皆さんにとって、有益な研修となるはずです。
工学博士:一般社団法人日本自動車車体補修協会技術顧問